ベンチプレスシリーズにすることにしました!!
私のトレーニングに需要があるか否かは別として、私と同じように競技始めたてでベンチプレスの重量を伸ばしたい人の為になればいいかなと思い続けることにしました!
進捗
2022年12月20日時点では160kgに成功しました。
2023年1月14日時点で167.5kgに成功!(おそらくルール範囲内)
何があったのか?
フォームと補強種目を変えました。
4スタンス理論によると私はどうもB1タイプのようです(これについては詳しく語ることができません泣)。
その割には踵同士が離れていてイマイチ力が伝わりにくいフォームでした。
同じ93kg級の選手(2022年ノーギア日本ランク2位のお方!!!)から「須山さんB1っぽいしシート挟んでみたらいいんじゃないですか」とアドバイスをいただきました。
するとめっちゃ挙げやすいんですよ。
トレーナーとして活動する上で見本を見せることが多かったからか、胸椎のモビリティは高い方なのでブリッジは組めたのですが、踏む位置が悪かったようです。
その修正だけで2.5kgは更新!!
すると次の問題が。
アーチが高く組め、そのブリッジを足でしっかりと支えられるようになった反面、新ルールに引っ掛かっちゃうんです。
腕が平行まで降りない!
以前から上腕三頭筋が人より発達してた為、腕力で挙げていたようなもんなので、腕下がらない問題は気にしたことがなかったのです。
年が明けてからは可動域に重点を置き、より広い可動範囲で力を発揮するためのトレーニングに切り替えています。
どのように可動域に重点を置いているのか
胸椎の可動性を維持・確保するためにアクティベーション種目は家で実施していました。
アクティベーションで特に意識を置いているのは僧帽筋下部の活性化により、ベンチプレス動作中に肩甲骨下制を維持できるようにすることです!!
さて、獲得した可動性をどうトレーニングに活かすか!?
最近ONIGYM24大阪俊徳道に導入されたUバーを使用しています。
Uバーというのは本来胸に触れるはずの部分が凹んだ形のバーベルです。
相当マニアックなバーベルです。
以前紹介したアーチスイスバーの可動域を更に上回っています!!!
ほんまに終わった後の大胸筋の疲労が凄い…。
実際にVITRUVEを用いて可動範囲にどれだけの差があるか比較してみました。
動画の中にも記載していますが、10cmも差があるんです!!
上に10cmではないですよ?
下に10cmです。
想像してください。ベンチプレスのボトムから肘が更に10cm下がる…。
恐ろしい可動域ですよね笑
肘が下がるということは大胸筋の停止部である上腕骨大結節稜も下がっていくわけです。
簡単にいうと大胸筋がめっちゃ引き伸ばされます。
それにより胸郭の可動域が大きくなる、大きい可動範囲で大胸筋が力発揮できるようになるといった利点しか見つかりません。(肩甲骨が挙上してしまうと肩の怪我につながるリスクはありますが…)
Uバーの使用により肘が低い位置で力を発揮できるようにすれば、通常のベンチプレスにおいても多少アーチを低くしても問題がないはずだ!!という仮説を立てて今トレーニング中です。
Uバーだけを使っているわけではないので実証は難しいですが、必ずいい結果がついてくると信じてやり抜こうと思います。
今年のターゲット
まずは故郷である兵庫県で4月23日に開催される第25回兵庫ベンチプレス選手権大会に出場してそこで170kgを成功することを目標としたいと思います。
その後、ジャパンクラシックの標準記録である180kgを年内にクリアできるようにレベルアップしていけたら…。
おまけ
ベンチプレス100kgを目標にしている人は結構多いでしょう。
今後ONIGYMのYouTubeで100kg挙げたい人のためにショート動画をたくさんアップしていきます。
100kgは技術云々よりもまずはしっかりと筋力トレーニングを積むこと!!
これに尽きると思います。
パーソナルでもBIG3指導を行っていますので、ご依頼があればこちらまで👇
https://oniltd.com/gym/suyama/