ホームジムの広がりが凄い
ACSM(アメリカスポーツ医学会)が2022年のフィットネストレンドを発表した時業界が少しざわついたのを覚えています。
2006年から調査を始め、それ以降ずっと調査結果が発表されているのですが、「ホームジム」というワードがランクインしたのは初めてだそうです。
今更?って感じもしますけど、理由はなんとなくわかりますよね。
そう。新型コロナウイルスの世界的流行によりジム難民が溢れかえったことにより「スマートホームジムを作ってしまえ」という考えに至った人が多かったようです。
ちなみに2019年と2020年を比べて、ダンベルの売り上げは何%増になったと思いますか?
約1,980%増だそうです。
…マジです。
特に可変式ダンベルの勢いは物凄く、一時期はアルコールのように手に入らなくなったほどです(大袈裟)。
その名残を受けてか、ホームジムの魅力に気づいてしまった方々が多くおり、新築・リフォームの際にホームジムを作る人が増加しています。
ホームジムの魅力
ホームジムって誰しもが一度は憧れますよね!
私が高校生2年生の頃、通学中にバイクに轢き逃げされ、治療費諸々まとまったお金が入ったので、リハビリとバイクにも当たり負けない(笑)強靭な肉体を作り上げるという名目で家のリビングに勝手にファ⚪︎ティング⚪︎ードのマルチラックを置いてホームジムを手に入れたことがあります。
そう、男なら絶対に目にしたことがあるジャンプの1番後ろに載ってるトレーニング機器です笑
今考えるとフローリングの上に直置き、なんの補強もされていないところで100kg以上の重りを扱っていたと考えると恐ろしい話ですね😅
卒業後は一人暮らしを始めたことで家族から邪魔だと非難轟々だった為、母校に全て寄付するという漢気を見せたのは良い思い出です。
さて、本題に戻ります。
ホームの魅力とは何か?
・家の中で完結するので無駄な時間がゼロ
・毎月のジムへの支払いがゼロ
・順番待ちがない
・好みの空間が作れる
・人との接触がない
こんな感じですかね?
無駄な時間がゼロ
ジムまで行く時間がかからない。これは最高です。
私、家から鬼ジムまで1時間半かけて来てますので、最高に羨ましいです😭
休みの日はジムまで遠いと行こうという気がなかなか起きませんので…。
しかも「終わったー!疲れたー!」から直シャワー、直ビールですよ。
こんな最高なことがありますか🍺(私は下戸です)
毎月のジムへの支払いがゼロ
もちろん初期投資額は機材を揃えるのである程度は大きいです。
例えば50万円かかったとします。
どれくらいで回収できるのか?
例えばONIGYM24で考えてみましょう(みなさんやめないでくださいね!笑)。
ONIGYM24の月会費は8,800円です。
例えば新大阪から来られていると仮定して交通費が往復で460円、月に10回来たとして4,600円。
一月13,400円×12ヶ月で160,800円です。
なんと!3.1年で回収です!
ホームジムコスパ良すぎですね。
順番待ちがない
ONIGYM24は順番待ちがないジム宣言をしております。
ラックが空かずに何もできないということはまずないです(今のところ見たことがありません)。
しかし、アメリカの某金色のジム、某いつでもどこでもジムではラックの使用時間が20分までだったり、どこも空いてない…とウロウロすることは多々あります。
実際私が某いつでもどこでもジムの会員だった時空いてる時間にも関わらずラックを退くよう指示されたことがあります。
その何分後かに誰かがパワーラックでアームカールを始めたので殺意が芽生えたのは内緒です笑
順番待ちがないって本当に魅力ですよね。
レスト間も何してても文句言われませんし。
ストレスなくトレーニングができるって最高です。
好みの空間が作れる
ホームジムというと一見ハードルが高いように感じますが、部屋にフラットベンチとダンベルを置けばそこはもう立派なホームジムです✨
どんな音楽を流そうが、どんなレイアウトにしようが文句を言われない。
フリーウエイトしかしない!という人はそれだけ置いておけば問題なし。
自由自在です。
人との接触がない
コロナ禍においてはこれが最大の理由でしょう。
大好きなトレーニングがしたくても不織布のマスクを鼻までガッツリしなくてはならなくて苦しくて力が入らない、滞在時間が決められている、人数制限があり使えない。
日本フィットネス産業協会所属のジムでは共通のルールがあったようで、3月の規制緩和までは鼻マスクなんてしようもんならインストラクターが飛んでくるみたいなことが多々あったかと思います。
ONIならどんなジムが作れるか…
さて、これが本題なのです笑
ホームジムを作るにしてもスペースが限られるというのが現実です。
置けても1つ2つです。
この貴重な選択で何を選ぶのか…。
いつでもベンチプレスとスクワットがしたい!
そんな方はコンボラック、スチールプレート、バーベルがあれば十分ですね。
【セット】ONIパワーリフティングプレート シャフト カラー 257.5kgセット
新築やリフォームで床を強化していれば床材にゴムを敷く必要はありません。
ホームセンターでカーペットを買ってきて敷けば問題ないでしょう。
プラットフォームを設置することで振動も抑えることができます。
もし振動や音が気になる方はプレートをバンパープレートに変更するのも賢い選択ですね。
さぁ。全てそろえた場合いくらか。
コンボラックが220,000円、バーベルセットが166,000円(ハードクロームシャフトの場合)、プレートツリーが44,000円で合計で430,000円。
組み立ては自分でできる!という方は50万円以内で揃ってしまいます!!
さすがにデッドリフトをやるとなるとプラットフォームの設置や床材の強化が必須となりますので非現実的かと思います。
部屋にプラットフォームが設置できるのであれば可能ですが、現実家族会議で却下されてしまうのが目に見えているかと…笑
コンボラックはジャッキ展開分の余裕を見て奥行220cm×バーベルの長さで横幅220cm、プレートツリーが奥行55cm×横幅90cmで済みますので、部屋の中にもかなりコンパクトに収まります。
最高ですね!!
私が作るときは確実にこの組み合わせで設置すると思います。
トータルでしっかりトレーニングがしたい
そうなるとコンボラックは競技用なので難しい。
そんな場合はハーフラック、スチールプレート、バーベル、アジャスタブルベンチ、ディップスバーアタッチメント、プレートロード式のラットプルロープーリーアタッチメントがあれば十分です!
私ならこれを選びます!!
【セット】ONIパワーリフティングプレート シャフト カラー 257.5kgセット
ONIアジャスタブルベンチ(現在改良中のため写真は旧型)
これもまた自分で組み立てるという方はハーフラックが90,000円、バーベルセットが166,000円(ハードクロームシャフトの場合)、アジャスタブルベンチは旧型の場合だと39,800円、プレートロード式のラットプルロープーリーアタッチメントが66,000円、ディップスバーアタッチメントが9,900円、合計で371,700円!!
スペースはハーフラックの奥行120cm+ラットプルロープーリーアタッチメントにプレート付けた場合54cm、横幅はバーベル分の220cmとコンボラックよりさらに省スペースです♪
ディップスバーアタッチメントをつけてもバーベル分から少し出るくらい!
ホームジムにはぴったりですね。
もちろんジムに通うメリットはたくさんあります。
維持はいらないですし、仲間もできます。
ONIGYMではパワーリフティングの登録チームもあるので、仲間で大会に出られるという喜びも生まれます。
メリット・デメリットを上手く使い分けて良いフィットネスライフが今後日本に広がっていけばトレーナーとしては非常に幸せな限りです。