5/14に山城トレーナーが鬼ジムでバレーボール選手向けにセミナーを開催します
選手向けのセミナーというのは面白いですね。
私もチーム専属S&Cコーチだった時は測定のフィードバックなどで全員の前で話す時はプチセミナーを開催していました。
なぜ?どうして?の意識を選手に持ってもらう為です。
スキルトレーニングとは違いウエイトトレーニングのことが好きではない選手も多くいるのは事実なので、淡々と済まされがちです。
少しでも競技のパフォーマンス向上に必要な物であることを理解してもらう為、自分にとって必要な作業だと思い凄く凝ったスライドショーを作成していたことを思い出します…。
アスリートの皆様、ぜひ「なぜ?」を放置したままにせず、理解してトレーニングしてみてください。
あなたの競技の世界が変わります。
バレーボール競技などの跳躍種目のトレーニングになぜウエイトリフティングなのか?
以前のブログではオリンピックスタイルリフティングと言っていましたが、講師がウエイトリフターですので、ここはあえてウエイトリフティング(WL)と書かせていただきます。
以前のブログにWLのメリットについては細かく書きましたが、アスリートがトレーニング種目でWLを選択する理由は、ほとんどの競技スポーツの動作は高速であり、WLは高速でできるトレーニング種目だからです。
ジャンプ動作は地面からリリースされる局面、すなわち股関節、膝関節、足関節全てが伸展位になる瞬間(トリプルエクステンション・TE)に最高速度を迎えなければ高く跳べません。
WLは運動学的な観点から見てもTEが最も効率よく実施できるエクササイズと言っても過言ではありません。
立ち上がる速度が速くなるということはそれだけ大きな力で地面を踏み、大きな反力を得られることで高く跳ぶことに繋がります。
WLはスタートポジションからTEまで床を垂直に踏み続けバーベルを加速させていきます。
エクササイズの最初から最重要局面まで床を踏み続ける種目であるということは力積が非常に大きなエクササイズであるということは理解できると思います。
力積が大きいということはそれだけ大きな反力を得られます。
回りくどい書き方をしていますがWLをしたら効率よくジャンプ高を向上することができるってことです。
これを見れば一目瞭然かと…。
一流のウエイトリフターの跳躍力って他のどの跳躍種目より跳んじゃうんですよね。
効率よく床を強く踏むことが習慣化されているからでしょう!
しかし!トレーニングにWLを導入したところで、フォームの習熟度が未熟であったり、力が弱く強く地面を踏み切れないことで高速域のトレーニングができないとトレーニング時間が無駄となってしまいます。
ジャンプ高が直接競技パフォーマンスに直結しやすいバレーボール競技においてWLがかなり効果の高いトレーニング種目であるということは先述でご理解いただけたかと思います。
なので、バレーボール競技者がWLを時間をかけて習得するということは非常に価値のある時間だと私は考えます。
北京・ロンドン五輪の女子バレーボール日本代表チームに帯同したS&Cコーチの甲谷洋祐氏もかなりWLにこだわりを持ち指導されていた指導者の1人です。
バイオメカニクス的観点から全てのエクササイズに根拠を持たせ、どのスタート位置から始めるか、どこまで挙げるか、補強種目は何を選択するかをかなり細かく分けられていたのを覚えています。
私が20代前半のS&Cコーチとして駆け出しの頃、甲谷氏の考え方に非常に共感し狂ったようにWLを実施し、自身の指導するチームにも積極的にWLを導入していました。
実際にWLを継続的に実施することで、地面を強く踏む能力が上がったのか、指導していたチームのスプリントタイム(特に10m)がかなり向上したという結果が得られました!
鬼ジムにはウエイトリフティングを指導できるトレーナーが3名もいます!!
多分他にこんなジムはないと思います!
WL競技者として優秀な成績を残し、ウエイトリフターはもちろんアスリートからこれからWLを始めたいという方まで幅広く指導されている森田トレーナーと山城トレーナー!
私はWL競技者としての成績は残していませんが、多くのアスリートにWLの指導をしてきました。
また、World Rugby Level 2 Strength & Conditioning CourseというラグビーS&Cコーチの世界的資格の 2013年シンガポール開催の研修でWLの指導を任されたという経歴があります🤩
ちなみにWorld Rugby Level 2 Strength & Conditioningの日本初の認定者は私です(これは自慢です笑)。
アスリートへのWL指導は3名誰でもお任せください🎵
最近BIG3のパーソナルトレーニングの依頼が多くなってきました。
皆様が強くなれるサポートには自信がありますので、怖いもの見たさでお申し込みください笑